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~神奈川県への愛をポタリするブログです~

横浜市石川町駅周辺~イタリア山公園「外交官の家」編~

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どうも、ダイスケです(^^♪

 

今回は横浜市石川町駅周辺の山手エリアをご紹介できたらと思います!(^^)!

 

山手は横浜が開港した当時、外国人の居住地だった過去があります!

ただ、関東大震災の影響で多くの洋館が失われてしまいました。。

 

それでも昭和初期に建築された洋館などは今なお現存していますので、そういった辺りを調査しようと思います!!

 

山手イタリア山公園

 

こちらは、1880年から1886年までイタリア領事館が置かれていたことから「イタリア山」と呼ばれています!(^^)!

 

イタリアで多く見られる庭園様式を模倣し、幾何学的に花壇等を配置したデザインの公園となっており、四季折々の花を楽しめるような造りとなっております(^^♪

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画像出典:山手イタリア山庭園公式サイト|公益財団法人 横浜市緑の協会

 

確かに日本では珍しい造りの花壇ですよね!

 

お洒落だなー(笑)

この庭園がプリントされたTシャツ欲しいですもんねー(笑)

いい感じですよ!きっと!(^^)!

 

・外交官の家

 

こちらは明治時代に、東京都渋谷の南平台に外交官をしていた内田定槌さんの邸宅として建設されました!

 

建設者は、立教学校で教鞭を取った後、建設家として活躍したJ.Mガーディナーさんです!

この人は立教大学京都市の聖アグネス教会を始めとする様々な建造物を日本各地に建築しています(*´з`)

 

また、「外交官の家」はアメリカン・ヴィクトリアン様式という1860年代から1900年代頃に北米で流行した様式で建築されています!

アメリカン・ヴィクトリアン様式とは過去の様式を踏襲するデザインをいいます!

その結果、塔屋がつき、下見張りなどの外壁の装飾にも凝った華やかなデザインの邸宅となりました(^^♪

 

1階は食堂や、大小の客間などの部屋が並び、2階には寝室や書斎などの生活感の溢れる部屋が並びます!

 

これらの部屋の装飾や家具には、19世紀末から20世紀初めにかけてフランスやベルギーで広まった国際的な様式であるアール・ヌーヴォー様式風のデザインや、

 

19世紀にイギリスで展開された大量生産により溢れた粗悪な商品を批判し、手仕事により生活と芸術を統合することを主張した、デザイン運動のアーツ・アンド・クラフツのアメリカにおける影響も施されています!!

 

意匠を凝らした素敵な邸宅であることはお分かり頂けたでしょうか!?

ちょっと固めの説明で大変でした(笑)

けど、続きがまだあるので、お付き合いください( ゚Д゚)

 

そうして、1997年横浜市は、所有者の内田定槌さんのお孫さんからこちらの邸宅の寄贈を受け山手イタリア山公園に移築復元され、一般公開されるようになりました!!

明治時代の外交官の生活が体験できるようになり、ガーディナーの作品、建物の特徴、外交官の暮らしの資料なども展示されてるとのことです!

 

また、付属棟には喫茶室もあるようですよ(^^♪

 

・内田定槌(1865-1942)

そもそも内田定槌って誰だろうという疑問を今更解消しましょう(笑)

 

現在の福岡県の出身で、東京帝国大学卒業後外務省で勤務することとなりました!

そして、駐ブラジル公使・駐スウェーデン公使・駐トルコ大使として活躍した外交官です(^^♪

 

要するに日本のために尽力された大変立派な方です!!

 

簡単にまとめすぎちゃいましたね(笑)

 

まとめ

今回は山手イタリア山公園の、素敵な洋館を2つご紹介しようと思ったんですが、できませんでした(笑)

これは続編が書けますね!(^^)!

 

イタリア山公園が魅力的なのはもちろんですが、外交官の家も意匠の凝らされたこだわりまくりの邸宅でしたね!!

 

横浜に寄贈した内田さんのお孫さんはさぞ心の清い方なのでしょうね"(-""-)"

私なら一儲けできないか思考を張り巡らしてしまいます"(-""-)"(笑)

 

明日はブラフ18番館をご紹介できたらと思っております!

 

ではでは。

 

ダイスケ