横浜市石川町駅周辺~イタリア山公園「ブラフ18番館」編~
どうも、ダイスケです(^^♪
本日は横浜市石川町駅周辺イタリア山公園、「外交官の家」編の続きで、同じくイタリア山公園にある洋館「ブラフ18番館」をご紹介させていただきます!(^^)!
前回もご説明しましたが、イタリア山公園はイタリア領事館の跡地であることから「イタリア山」と呼ばれています!
今回調査する「ブラフ18番館」は白色の壁にミントグリーンの窓枠や扉にオレンジ色の屋根の外装をしており、もう、なんかシルバニアファミリー感の満ち満ちてる建築物です(笑)
どうぞ、お付き合いください(^^♪
ブラフ18番館
・歴史
ブラフ18番館。横浜、山手。 pic.twitter.com/rY4nyw2ztS
— ok42 (@akimasa42) 2014年12月19日
こちらは、「ブラフ18番館」は高台である山手に建てられています!
なので「Bluff=切り立った岬」ということで「ブラフ」という言葉の使われた呼び名となっています!!
「ブラフ18番館」は関東大震災後の大正末期に建築された、オーストラリアの貿易商R.Cバウデンさんの邸宅でした( ..)φメモメモ
しかし、1923年に山手町45番地に建てられたことは分かっているのですが、設計者・施行者は不明なんです( ゚Д゚)
ただ、1991年に行われた解体時の調査で、関東大震災により山手の建物も壊滅的だった中、関東大震災による火災などの被害を免れた住宅の一部が材料として使用されたことが分かっています!
話はそれますが、横浜市みなとみらい地区の「山下公園」も関東大震災により崩れ落ちたがれきを使用し造園された公園で、なんとなく近しい感覚がしますね( ゚Д゚)
では、本筋に話を戻しましょう!
戦後は天皇公教横浜地区(現カトリック横浜司教区)の所有となり1991年まで使用されていました(^^♪
その後、老朽化が進み先述した通り解体作業が行われ、解体された部材は横浜市に寄贈され、山手16番地に移築復元されました!
ちなみに、この場所が以前「山手居留置18番」だったことが「ブラフ18番館」の名前に由来しています(*´з`)
・建物の見どころ
庭園内にあるブラフ18番館。ブラフとは崖を意味し、当時山手に住んでいた外国人たちはこの地をそう呼んだそうです。関東大震災前に建てられた山手45−1番にあった建物を山手18番に移設したため18番館という名に。 pic.twitter.com/0TzdkVaZGj
— カモベイ(朝日新聞・神奈川) (@asahi_yokohama) 2014年2月6日
山手にある西洋館の中でも「ブラフ18番館」はこじんまりとした洋館です(^^)/
建物は1階、2階とも廊下を挟んで両脇に部屋を設置する中廊下型の平面構成で、壁は白く、煙突は4つの暖炉を一つにまとめた合理的な造りとなっています( ゚Д゚)
また、関東大震災の教訓を受けて、外壁は防災を意識したモルタル吹上仕上げとなっています!!
ブラフ18番館
— NOEL100 (@NOEL1100100) 2017年6月21日
換算14mmの世界で撮ると、構図が難しくてものすごく下手になった感じです(´д⊂)‥#横浜 #山手西洋館 #ファインダー越しの私の世界 pic.twitter.com/sdywR6SpZy
家の内部は、光の降り注ぐ縦長のサンルームや、なんと100歳のピアノなんかも置いてあり歴史を随所に感じさせます!
ちなみに100歳のピアノは未だ現役でコンサートも開催されている模様です( ゚Д゚)
画像出典:http://www.hamatenashi.com/midokoro/bluff18/
また、窓は出窓になっていて採光もばっちりだそうです( *´艸`)
画像出典:ブラフ18番館(横浜・山手)|地元の有益な情報 [はまてなし]
まとめ
いかがでしたか~、「ブラフ18番館」!!
今まで見た中で一番行ったら紅茶を飲みたくなりそうな建物でした(笑)
滞在時間中だけ笑い方も優雅になりそうです(*´з`)
ただ、気になるのは設計者が不明である点ですよね"(-""-)"
こじんまりとしていて、センスもよくて、合理的な構造になっているお宅ですから設計者はただ者ではないのでしょうね!!
そういったミステリアスな点も魅力なのかもしれません(*ノωノ)
そんな、ブラフ18番館でしたが少しでも興味を持っていただければ幸いです( *´艸`)
ではでは。
ダイスケ